食制限・筋トレなしで20キロ減!
ご自身の体型を気にしていらっしゃる方、気にかけていらっしゃる方は少なくないと思います。
特に女性に「ダイエット中ですか?」と聞くと、半数以上が「はい」と答えるそうです。
これを食べたら太っちゃうな・・
少しは運動しておかないと・・
といったように、体型維持またはダイエットのために常々意識を働かせているということでしょう。
体重を落として体を絞ることについて、一般的に「ものすごく大変」という認識がありますよね。
食べたいものを我慢しなければならない、辛い筋トレをしなければならない。
そして、それをやったにも関わらず本当に効果が出るかどうかはわからない。
もし本当にそうなら、確かにダイエットはつらいものですね。
でも、今回は「ダイエットがつらい」と感じているあなたに朗報です。
食事制限をしなくても、筋トレをしなくてもみるみるうちに痩せていく方法があります。
こちらの女性の体形変化をご覧ください。
産後太りしてしまい、70キロあった体重が、半年で50.2キロまで落ちました。
この女性が何をしたかというと、食事を我慢したり筋トレをしたり、といった一般的なダイエット方法は何もしていないのです。
ただ、足指のケアを行っただけです。
そうは言ってもなかなか信じられないと思いますので、まずは食事制限や筋トレをしても簡単に痩せられない理由を解説します。
なぜ食事を我慢しても、トレーニングしても痩せないのか
当然、ダイエットのために食事制限や筋トレをするのは悪いことではありません。
しかし、それらをやってもお腹がポッコリしたままだったりすることがあります。
それは、お腹まわりの筋肉をちゃんと使うことができていないのが原因です。
お腹をひっこめて脂肪を燃焼させるために使わなければならない筋肉を使わずに、使いやすい筋肉だけを使ってトレーニングをすると、効果が現れないのも当然です。
自分で筋トレのメニューを組む人は、何となく得意でやりやすいトレーニングばかりしてしまいませんか?それと同じで、体も使いやすい筋肉を先に使うようにできています。
そうではなく、お腹周りを引き締めるために使うべき筋肉を使えるようにすれば、筋トレの効果はきちんと出てきます。それどころか、筋トレを積極的にしなくても自然とお腹が凹んでいきます。
そのために必要なのが、足指を整えることなのです。
お腹周りと足指の関係とは?
腹筋と足指の関係がいまいちわからないかと思いますので、もう少し解説します。
「お腹を引き締めるためには腹筋を鍛えるべき」と思っている人が多いですが、そもそも腹筋はお腹の前側にしかありません。
しかし気になるのは前だけでなく、横っ腹なんかもどうにかしたいでしょう。
お腹の前側だけ、お腹の横の方だけ、とわざわざ分けて引き締めようとしなくても、お腹の内側全体の筋肉を正しく使えば、全体的に引き締まっていきます。
そのお腹周りの筋肉を刺激するためには、基礎代謝を上げて、筋肉が使われる正しい姿勢を維持することが欠かせません。
筋トレで基礎代謝を一時的に上げるのではなく(もちろんそれも良いのですが)、常に基礎代謝が上がった状態でいる方がずっと効率的です。
お腹周りの筋肉を正しく使うためには、内腿の筋肉を使わなければなりません。内腿に力が入れば、自然とお腹周りの筋肉も刺激されるからです。
そして、内腿の筋肉を使うためには足の指、特に内側にある親指と人差し指がきちんと機能していなければならないのです。
試しに、足を床につけて親指を強く押しつけてみてください。お腹にも力が加わるのが分かると思います。
座った状態で試してもわかりますが、立った状態でやると、姿勢が伸びるのも感じられるはずです。
足の指の中でも、親指と人差し指は踏ん張ったり駆動したりする働きがあります。それ以外の三本の指は支える指です。
歩くときに地面を蹴り上げて、内腿の筋肉を刺激し、体の代謝を良くしてくれるのは親指と人差し指ですので、これらの指をしっかり使えるように整えましょう。
普段から正しく親指・人差し指で蹴ることができている人は、無意識のうちにお腹周りの筋肉が使えているのですが、浮き指になっていて足の親指に力が入っていない人は、腹圧がかからずお腹がポッコリしていることが多いです。
さらに、支えるという点で小指側の働きも重要です。支える働きが弱まれば重心がふらつき、踵重心になりがちです。
前方に重心がかかるいい姿勢を保つために、小指側も整えましょう。
寝る前に腹式呼吸を
また、腹式呼吸も併せて行ってください。お腹を膨らませながら鼻から息を5秒間吸い込み、7秒かけて吐く。このときしっかりとお腹が凹むまで吐き切る。
これを寝る前に布団の中で5セット行うと、よりお腹の筋肉が刺激されて脂肪が燃焼されやすくなります。
下に紹介する足指スクワットをやる時に腹式呼吸を行うとさらに良いでしょう。
基礎代謝を上げる足指ほぐし 5つの基本ストレッチ
足指を整えるために、この5つのストレッチを行ってください。
ポイントは、一度に長時間行うのではなく、一日の中で分けて行うことです。1セット3分でできますので、3分を一日2回行うと良いでしょう。
【足指ブラブラ】
(右足をストレッチする場合)
①椅子または床に座って、足首や足指の力を抜いた状態にする。
②左手で右足の甲をつかむ。
③右手で親指をつまみ、アーチを描くイメージで足裏方向に引っ張りながら15~20回ほど揺らす。
④人差し指から小指まで同様に行う。
ポイントは、足の甲側に引っ張ると浮き指を悪化させてしまうので、あくまで下の方、床に接地する方に向けて引っ張りながら揺らすことです。
【足指ずらし】
手の甲と同じように、足の甲にも指から伸びる骨があります。
その骨と骨の間をほぐすのが足指ずらしです。
右足をケアする場合
①両手で足の甲を抱えるように持つ
②左手で親指の骨、右手で人差し指の骨をつかむ
③それぞれの骨をずらすように動かす
④4か所の関節についてすべて同じように行う
【足指ブリッジ】
足を正面から見た状態でアーチを作るのが、足指ブリッジです。
①指を離すようにしながら、手でブリッジを作る。
②足先だけでなく土踏まずの方まで少しずつずらしながら、アーチを作る。
【足指つかみ】
①足の甲側から、足指の間に手の指を入れる(指の真ん中くらいまで)
②手をぎゅっと握るようにして、足の指を前方下部に向けて伸ばす
③空いている方の手で土踏まずをマッサージし、アーチの形になるよう促す
【足指スクワット】
足指ブラブラで足の指をほぐし、柔軟に使えるようにしたら、今度は足指スクワットで足の裏全体で踏ん張れるようにします。
①裸足で床に足をつき、足指を強く床に押し付ける(踏ん張る)。=第一段階
このとき、足の指にしわが入るくらい力を入れてください。
②足の指と指の付け根を床に押し付けた状態で、踵を5センチほど上下に動かす。=第二段階
③足の指の腹を床に押し付けた状態で、指の付け根から浮かし、上下に動かす。=第三段階
足裏の状態によっては、第三段階や第二段階ができない人もいます。
第一段階から第二、第三と順番にやってみてください。各10回ずつを一日に2~3回行えるとベストです。
これで足裏の筋肉が引き締まります。
いかがでしたか?
この5つの基本ストレッチを一日2セット、そして空いた時間に足指スクワットなど手軽にできることをやります。加えて腹式呼吸を行えば、2~3週間で徐々に体が変わっていき、数ヶ月経つ頃にはポッコリお腹が凹んでいるはずです!
とても簡単にできる方法ですので、ぜひお試しください。
コメント